どんな写真を撮るのが好きなのか?

写真を始めたと話すと、「どんな写真を撮っているのですか?」と聞かれることがある。

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  〈恋人たちの時間〉
  2009年 皇居東御苑

始めてから間もないころは「散歩がてら、都内のあちこちの公園や街並みのおもしろそうなところを撮っているんですよ」と答えて、自分でも違和感を感じることはなかった。
それが最近は違う。
じつは、これが悩ましい質問なのだと思い始めたのだ。

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  〈リングライトの子供たち〉
  2009年 皇居東御苑

始めのうちはカッコつけて、文明の黄昏を撮りたいですね、なんていっていたのだが、そういった景色を撮るのが好きかといえば、そうではないかもしれない……。
それに加えて、丹念に探し歩かなければ、文明の黄昏なんて落ちてはいないのだ。
文明の考察もしていないのに……。

撮りたい景色ではあっても、心のこもった写真が撮れるわけではない。

そんなとき、先生に指摘された言葉が刺激になった。
「人の動きをとらえるのがうまいんじゃないですか!」

人は、おだてられると舞い上がるものである。
それ以来、人の姿をなるべく素直に撮ってみようとした。

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  〈漁港の黄昏〉
  2008年 東京都大田区 

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  〈六本木ヒルズの黄昏〉
  2009年 東京都港区

文明の黄昏を撮りに行ったのだが、撮ったのは黄昏時の気分、といった景色だろうか。
写真表現とはむずかしいものだ。



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